How to use · 使い方

溶岩プレートの使い方
初回の準備・温め方・焼き方・カセットコンロの安全

溶岩プレートは、弱火で10〜13分かけてゆっくり温めてから使います。肉は動かさず、片面を9割まで焼いて返し、残り1割で仕上げます。火を止めても石が焼き続けるので、最後は余熱で十分です。カセットコンロで使うときは、必ず圧力センサー付きの機種を選び、ボンベの上にプレートがかからない位置に置いてください。

1. はじめて使う前に(初回だけ)

  1. 表(研磨してツヤのある面)が焼く側です。
  2. 石粉が付いているので、水またはお湯で表面を洗い流します。洗剤は使いません(石が吸い込みます)。
  3. 表を上にして火にかけ、カラ焼きして水分を完全に飛ばします。初回は茶色い水が出ることがありますが正常です。火にかけて出てきた汚れは、濡れタオルで拭き取ると落ちます。
  4. 十分に冷めたら、表面にだけキッチンペーパーやハケで薄くサラダ油を塗ります(塗りすぎ注意・油は初回のみ)。

初めの数回は、石の孔から少し油がはねることがあります。油が馴染むまでは強火を避けてください。

2. 温め方 — 弱火で10〜13分

厚さ30mmの石は温まるまで時間がかかります。標準的なガスコンロで、弱火から約10〜13分が目安です。急加熱は割れやヒビの原因になるので、強火で一気に温めないでください。

カセットコンロや七輪で使うときは、先にキッチンのガスコンロで十分に熱してから卓上に運ぶのがおすすめです。一度温まれば保温力が高いので、あとは弱火で足ります。温まった石は200℃前後と高温です。移動は熱に強いミトンで、テーブルには木の板や濡らしたタオルを敷いてください(石は下にも熱を伝えるので、塗りのテーブルは変色することがあります)。

3. 焼き方 — 低温で、動かさず、片面9割

基本の焼き方です。

溶岩プレートは鉄板のように270℃以上にする必要がなく、200℃前後の低温で焼けます。温まった石は、触れている面の熱に加えて遠赤外線(食材の内部まで届く熱)と輻射熱を出すため、表面を焦がさずに中まで火が通ります。

  • 動かさない:肉を置いたら、石に任せます。
  • 片面9割、返して1割:返すのは一度だけ。返したあとは短時間で仕上がります。
  • 火を止めても焼ける:石が熱を蓄えているので、火を止めたあとも焼き続けます。最後は余熱で仕上げ、焼きすぎを防ぎます。
  • 放っておいても固くなりにくい:低温なので、話しながらゆっくり食べても肉が固くなりにくく、焦げにくいのが特長です。煙は水蒸気程度で、強火にしなければほとんど出ません。

厚めの肉を早く仕上げたいときは、内側が鏡面のボウルや蓋をかぶせます。遠赤外線が鏡面に反射して内側で乱反射し、食材に全方向から届くうえ輻射熱も加わるので、小さなオーブンのような状態になります。

4. 熱源別の使い方

熱源 使えるか ポイント
ガスコンロ(直火) 使える 基本の熱源。弱火から10〜13分で温め、その後も弱火で。
カセットコンロ 使える(条件あり) 圧力センサー付きの機種のみ。ボンベの上にプレートをかけない。先にガスコンロで温めてから運ぶと早い。
炭火・七輪 使える 先にガスコンロで温めてから載せるのがおすすめ。炭の上でも石が遠赤外線を出すので、火を強くしすぎない。
オーブン 使える 石は表示温度よりおよそ50℃低い温度に温まる。30〜40分の蓄熱が必要。230〜250℃まで温まれば、熱源なしで10〜15分以上焼ける。
IH 使えない 標準品は不可。IHには専用プレートと発熱体の組み合わせが別に必要。
電子レンジ 使えない 不可。

5. カセットコンロの安全

カセットコンロで使うときは、次の3点を守ってください。

  1. 圧力センサー付きの機種を使う。ボンベが温まると自動で消火する機能です。付いていないコンロでは使わないでください。
  2. ボンベの上にプレートをかけない。温まった溶岩は遠赤外線と輻射熱を出すため、プレートの下にボンベがあると過熱し、爆発の恐れがあります。プレートが五徳からはみ出す場合は、ボンベと反対側にずらし、はみ出た側の下をレンガや焼き物用の粘土で支えます。
  3. 使用中はボンベの温まり具合をこまめに確かめる。熱くなっていたら火を止めて冷ましてください。

正直にお伝えすると、溶岩プレートが原因の爆発事故は、これまで確認されていません。カセットコンロの爆発で最も多いのは、2台を並べて大きな鉄板を渡し、ボンベの上まで覆ってしまった使い方です。溶岩に限らず、土鍋・網・鉄板・セラミックでも、ボンベの上まで載せれば同じ事故が起こります。なお、カセットコンロの各メーカーは、同じメーカーの専用品以外(溶岩・土鍋・網・鉄板・鍋のすべて)を載せることを推奨していません。この点をご理解のうえ、ご自身の責任で安全にお使いください。カセットコンロでのご使用は、コンロの取扱説明書に従い、お客様ご自身の責任で行ってください。各コンロメーカーは専用品以外の使用を推奨していません。溶岩プレートのご使用に起因する事故・損害について、当社は責任を負いかねます。一部の人気コンロには専用サイズも用意しています。

カセットコンロでの使い方を、図で詳しく →

6. やってはいけないこと

  • 熱い石に水やお湯をかける・漬ける(急冷で割れます。洗うのは手で持てる温度まで冷めてから)
  • 強火で一気に温める(急加熱も割れ・ヒビの原因)
  • ぶつける・落とす(天然石です。割れます)
  • 食器用洗剤で洗う(界面活性剤が石に染み込み、次に焼く食材に移る可能性があります。水・お湯・専用洗浄剤アルカナで)
  • IH・電子レンジで使う
  • カセットコンロで、ボンベの上にプレートをかける

溶岩は天然石なので、稀に割れやヒビが入ることがあります。側面のステンレスベルト(高耐久仕様)は割れを防ぐものではなく、割れてもそのまま使い続けられるようにするためのものです。また、30mm厚では脂が裏に抜けることはまずありませんが、裏面に脂がにじむ程度は正常です。裏から脂が落ちてくる場合は貫通穴による初期不良ですので、ご連絡ください。

7. 食べ終わったら

十分に冷めてから、金コテ(金属製のヘラ)や植物性タワシで汚れをこそぎ落とし、水またはお湯で洗い流します。内部までしっかり乾かしてから保管してください。詳しくはお手入れ方法をご覧ください。

8. 動画で見る

お試しサイズのプレートを使った、温め方と焼き方の動画です。

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お使いのコンロに合わせて選ぶ

ガス直火でも、カセットコンロでも、炭火でも。イワタニの人気コンロには五徳に合わせた専用サイズをご用意しています。ボンベの上にプレートがかからない寸法なので、カセットコンロでも安心して溶岩焼肉ができます。